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Cascade Locks, OR/ Day133/ Zero Day25
9/1(Wed) Zero Day25
“Just One Hiker”

雨は昨日から降り続いている。
アメリカらしい青空を見なくなって1週間以上経っている。
ブレックファストはモーテルに付いているので楽だ。
外に食べに行くことを考えると安いモーテルと対して変わりが無いように思う。

9月1日だ。
とうとう9月になったのだ。
始まりから4ヶ月。
予定ではあと4週間でフィニッシュする。
まだその実感は湧かない。

雨が降っているので、道具の補修や荷物のまとめをする。
食料は昨日全て送り終えたが、今日は日本へ送る荷物とカナダへ送る荷物を分ける。
まだゴールまで4週間ほどあるのだが。とうとうこの時が来たのだと思う。
バウンスボックスの中身を慎重に分けて行く。
要らないものはHiker Box。
まだ取っておく必要がありそうな物は日本行き。
ハイキング終了後に使いたいものはカナダへ。

だらだらと作業していたのであっという間に昼になっている。
午後になって雨も上がり陽が指して来る。
準備を終えた荷物をPost Office(PO)へ持っていく。
その前にPacific Crest Trail Pub でPCTグッズを購入。
PCTの地図が書いてあるはがきは日本へ向けて書くつもり。
職員は昨日と違っていたが、こちらも慣れた様子だ。
PO内のHiker Boxに必要の無いものを置いて行く。

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その後町を散策。
街というべきか、町というべきか。
散策するほど何かがあるわけでもない。
メインストリートに沿ってしかほとんど建物もないのだから。
ここからワシントン側へ行き東に向かえばもっと大きな街がある。
車なら10分か15分だろう。
そのせいもあってか、この町には最低限のものに収まっている。
その代わり、全て歩きだけで簡単に移動できる距離。
スルーハイカー達と同じで、ミニマル+One、位でちょうど良い。

町の外れにキャンプ場がある。
外れと言っても橋のたもとから10分もかからない。
キャンプ場近くにはハンバーガーとアイスクリームを売りにしたスタンドショップがある。
これは食べずにはいられない。

アメリカには普通にある町のハンバーガーショップ。
日本のラーメン屋のようなものか。
定食屋というべきか。
はたまたそば屋か。

たいていこういった店は上手いハンバーガーを出す。
ここもご多分に漏れずといったところのようで、頻繁に車が訪れる。
僕はシンプルにベーコンチーズバーガーを注文。
それから悩んだあげくにミルクシェイクを注文してみる。

ハンバーガーもフレンチフライも申し分ない味で大満足。
ミルクシェイク片手にモーテルへ引き返す。
久しぶりの太陽の陽射しは暑い。
雨が乾き空気がむっと立ち上がる様にかんじる。

葉書を書こうと思っていたが、ベッドに横になったら寝ていたようだ。
きっとこれがPCTから出す最後の葉書になるのだろう。
いろいろ書きたいことがありすぎて上手くまとまらないかも知れないな。
書いた葉書は全部で6枚。
妻、親、兄弟、友人たちに宛ててだが、一枚は自分に向けてだ。
今この思いや気持ちを忘れないように。
もし忘れた時にまた思い出せるように。
優しい気持ちになれるように。

夕食はChar Burgerへ行く。
もしかしたらハイカーがいるかもと思ったが、それらしい風体の人はいないようだ。
今日は町中でもそれらしい人は見ることがなかった。
ということは、この町にPCTハイカーは僕一人か。

このレストランは地元の人に愛されているレストランなのだろう。
いっぱいにはなってないけれどいつも人が入っている。
さて何を食べようか。
軽く済ませようと思っていたが、また明日からのハイキングを考えると力が欲しい。
ってことは肉だな。
ステーキに決定。

出て来たステーキは思った以上に柔らかく肉の旨味がある。
アメリカのステーキというともっと固くて赤身だけのイメージだがこれは違う。
時が経てば大きく味わいも変わるものだ。
確かに今までの旅路の中の食事は想像以上のものがほとんど。
いつの間にかアメリカの食事も美味しくなっていたのだ。
それとも自分の味覚が変わってしまったのだろうか。

モーテルに戻りコンピューターの前へ。
メールを見てみると日本の職場からメッセージがある。
最近全然連絡していなかったからだろう。
せっかくなので電話をしてみる。
現在地の報告とだいたいの帰国予定を伝える。
さてはてどうなることやら。

再びPackraft のことを考える。
Alpacka Raftというメーカーの舟が欲しい。
非常に軽量コンパクトになるし価格も安い。
軽いのでどこでも持っていける。
バックパックに全て詰め込んで気軽な旅ができるのだ。
White Water だって大丈夫だし、気軽な川旅にも良いだろう。

。。。。。。。。。。。。。。。。
買ってしまおう。
妻への言い訳は、、、まあ、なんだろう、きっと大丈夫かな。
正直どれを買って良いのか悩むが、勧めてくれた友人の通りにしてみよう。
ちょっと具合が悪くたって使っているうちに慣れてくるだろうし。
なんとかなるさ。
、、、、、、、えいっ!

その後部屋に戻ってロスの友人に電話してパックラフトを購入したことを話す。
いつものことだがついつい長話になってしまう。
今度一緒にパックラフィティングしようと約束する。
日本のどこでできるのかも、何をどうしたら良いのかもわからない。
でもなんとか遊ぶことはできるだろう。

バスタブでゆっくりとお湯に使って体を癒す。
やはりお湯に浸かる方が体の疲れが抜けて行くような気がして気持ちよい。

本当は明日の準備をして寝るつもりが、そのまま片付けられずに寝ることに。
いつものことだけど。
そのいつもの日常がまた明日から始まる。
by hikersdepot | 2012-12-30 22:55 | PCT 2010 by Turtle


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