表銀座 一気にお山歩
あまのじゃくの亀です。
以前の山行記録も少しずつ上げていきます。これは2011年の9月のお話です。

2011/9/7〜9/10  
上高地ー徳本峠ー蝶ヶ岳ー常念岳ー大天井岳ー燕岳ー餓鬼岳ー白沢登山口

 人が多い。人気というだけで行きたくなくなってしまうのはなぜでしょう(笑)あまり近づくことのない北アルプス。ずいぶん前に気の合う仲間と、”どうせなら一気に歩いてしまえ”、と裏銀座から槍、穂高を経て上高地へ行ったのが懐かしい。北アルプスと言うから行きたくなくなるのだ!飛驒山脈と呼ぼう!そうだ!ぼくは飛驒山脈に行くんだ!と、たまには有名な山でも歩こうと思い立ったのです。

 少し涼しくなった季節。新宿から夜行バスでアプローチ。まさかそのバスの車中でばったり前の職場の同僚たちに出会う。僕は一人です。案の定良く眠れないまま、予定よりも早い到着。まだ薄暗い上高地に降り立ちます。山の上には光が当たっていて、今日は良く晴れそうだ。2010年のPCTを経験し、それを踏まえて歩いてきたが、PCT後日本の山岳エリアに来るのは初めてとなる。はてさてどうなることやら。

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初日
 上高地から徳本峠に上がって蝶ヶ岳まで。天気も良く気持ち良く歩けたが、久しぶりの山歩き。体と気持ちが上手く噛み合ず、途中ばててくる。2010年のPCT歩きの気持ちのままじゃいかん、と自分に言い聞かせる。それにしても人が多いなと感心。

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二日目
 蝶ヶ岳から燕岳まで。登っては下り、また登っては下り。この日も良い天気に恵まれたお陰で気持ち良い山歩。長い距離だが、しっかりペースを守り、休憩もちゃんと取りながら進む。どこにいてもハイカーを見かける。奥秩父や奥多摩とは違うよな〜。燕岳の山小屋の人の多さにまた驚く。すっごいなあ。

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三日目
 燕岳から餓鬼小屋まで。夜から雨。朝になっても止む気配なし。稜線でレインスカートはどうなんだと思いつつ、チャレンジ。やはり下から巻き上げる風にはすこぶる弱くびしょ濡れ。東沢乗越からは急登が続く。脚を上げる度に裾が開く。当たり前のことだ。やはりレインスカートは飛驒山脈には不向き。昨日までと違いハイカーの姿はぐっと減り静かな山歩。霧に巻かれ見通しはきかないが、切れた稜線を歩くには恐怖が減り悪くないかも。餓鬼小屋に早い時間に到着してしまう。このまま下山も考えたが、せっかくだし泊まることに。キャンプも考えたが、びしょ濡れで、天気もまだ回復しそうにないので小屋に泊まることにする。餓鬼小屋は飛驒山脈の中でも古き良き山小屋の雰囲気を残した数少ない小屋の一つ。その後天候回復してきたが、同じく宿泊した人達との楽しい出会いと会話は小屋泊まりならではの楽しさ。

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四日目
 昨日悪天候で行かなかったので餓鬼岳まで歩く。ここから先は道が唐沢岳まで続くが、そこから登山道は無くなる。ある意味突端となる。向かいには裏銀座の山脈が眺められ素晴らしい景色。白沢登山口までの下りは長く険しい。スピードをだせるところが少ないので、じっくりと下りていく。登山口直前に脚に痛みと違和感を感じながら到着。タクシーを呼ぼうと思っていたが、昨晩同宿したご夫婦のご好意で車で温泉そして駅まで連れて行っていただく。そこからは電車で帰路についた。

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 とても有名はエリアだし、人気のルートなので、多くは語らずとも良いだろう。他聞に漏れず素晴らしいものだ。しかしそれは天気が良くてこそかと思う。秩父多摩や関東山地は雨でも楽しめる面白さがあるが、飛驒山脈はやはり山岳エリアとしての猛々しさがありそれは天候によっても増減する。ULハイキングのスタイルも、とくに前衛の表銀座では風雨の状況が著しく異なり、それに対応するには技術や経験において道程や道具の選定を見直すべきだと思う。

というお話でした。

- Hiking Turtle
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by hikersdepot | 2013-09-14 15:48 |


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