South Lake Tahoe, CA to Sierra City, CA Day86 – 90 /Part2
7/18(Sun) Hiking Day 65 / 27mi /6:15am-6:15pm (12:00) /NB 1158mi
“Meet Again”

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今日も気持ちのよい朝だ。
乾燥して冷えた空気が心地よい。
すれ違えない細いトレイルはすぐに歩きやすいトラバース道になり、
大きいスイッチバックで急斜面を上がって行く。

上がりきると細いリッジに出る。
岩稜帯のため、とても見晴らしが良いトレイルで、朝日に光る湖面が見える。
あまりアップダウンも無く、歩きやすい快適な道が続いていく。
今日も先行して出たためチャーリーとジョーはずっと後ろの方で見えない。
待とうかとも思ったが、とりあえず先へ進んでいく。
特徴的なピークを見ながら行くと、向かいからハイカーの姿が。
この先の谷の中にあるFive Lakes付近で泊まったようだが、蚊がすごかったという。

山々はシエラと比べ大分標高を下げ、この辺りはほとんど同じような高さのようだ。
快適なリッジのトレイルはTahoe Rim Trail の一部らしい。
人気のトレイルなのが良く分かる。
歩いていて、とても気持が良い景色の中の、まるでSky Trail だ。
South Lake Tahoe が良く見渡すことができる。
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リッジを辿った道は逸れて、下降を始める。
大きい谷が良く見渡せる場所で一休みする。
上からチャーリー達が追いついてくるかと思っていたが、なかなか来る気配は無い。

待っていられなくなり谷を降りる。
細い川を渡ると、谷に沿って北上していく。
斜面は再び角度を増し、空へと向かって上る。

樹林帯から出て、岩の山に変わる。
トレイルは、この辺りのWildernessの名前にもなっている、
Granite Chief というピークをかすめながら伸びている。
花崗岩の白と灰色の混じったピークが目の前に現れる。
急斜面を登りきるとGranite Peak と東のピークの鞍部に出る。
東のピークの上には何か建物が建っている。

鞍部を過ぎて北側の斜面になるとたくさんの雪がトレイルを覆っている。
急斜面で少し気を使う。
頭の上には見慣れたものが浮かんでいる。
スキー場の索道。リフトだ。
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さっきのピークにある建物も、どうやらリフトかゴンドラのものだろう。
雪なら雪で道を無視して降りられるのに、中途半端で怖い。
下から、ハイカーが、いやどうも違う。
スノーボードを担いだ人が上がってくる。
さっき見た東のピークから北側はかなりしっかりと雪が付いている。
どうやらそれが目的のようだ。
このスキーエリアはSquaw Valley と言い、アメリカでも有名な場所らしい。

斜面が緩やかになり、快適なトレイルになる。
キャンプにも良さそうだ。
少し先に、川の流れる場所があり、道が大きく曲がっている。
休憩に良さそうな木陰があり、ちょっと早い昼休憩にする。
ここまで一気に、ほとんど休まずに歩いてしまった。
チャーリーとジョーの姿は全く見えない。

岩の上に横になり足を伸ばす。
気持ちのよい風を受けながらのんびりと過ごす。
思えば遠くに来たもんだ。
1100mi。まだまだ先は長いけれど、1700km以上は歩いて来たのだ。

食事もだいたい終わって、一服していると、上から足音がする。
やっと二人が追いついて来た。
二人も、ここに来る前に休憩を取っていたらしい。
ここからチャーリーに電話をしてもらう。
電話先はDonner Pass にあるDonner Ski Ranchだ。
ピザがおいしいと評判らしい。
電話はつながり、事情を説明。
PCTハイカーだと話をしたらすんなり理解してくれた。

歩きやすい快適なトレイルを飛ばしていく。
ここからはしばらく下り、また谷に一度降りる。
そしてまた、また、大きな登り返しだ。
斜度はきつく無いので、なかなか良いペースだ。
Tinker Knob という形の良いピークまで上がりきると風が強く吹いている。
トレイルは見渡しが良く、とても気持が良い稜線だ。
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少し下っていくと先にハイカーのグループがいる。
学生のようで、引率者もいる。
風を避けられるかと木陰に逃げたが、そこも強風だ。
Anderson Peak を巻くように下りはじめる。
そこでまたグループに出会う。
さっきとは混成が違うので違うグループだろうか。

岩が多く歩きにくいトレイル北側に回ると雪がしっかりと付いていた。
そこを慎重に歩き抜ける。
地図ではこの上にHut があると書いてある。
とても綺麗な場所らしい。
しかし、どこにも見当たらない。
良く上の方を見てみると小屋の頭らしきものが見える。
ログハウスの様な綺麗な建物だ。

後ろからはチャーリーとジョーが追いついて来る。
さすがに疲れが溜まっていて足が止まる。
三人でちょっと一休み。
木の根元に腰を下ろし、一服。

ここから先はゆっくりと降りるだけだと思っていたら甘かった。
アップダウンをピークの度に強いられ、さらに急斜面を上る。
地図の高低表にはないが、自分を信じろということだ。
さらには広範囲に広がる残雪がある。
雪は締まっていて歩きにくい上に広範囲だ。

疲れた。
ここまで気を張りつめて歩いて来たが、どっと疲れが出てくる。

Mt. Judah のLoop Trail の南側を過ぎ、北側を過ぎると、とたんに景色が開ける。
ここもスキーエリアの一部になっていて、搬器の無い索道がある。
眼下には目指すDonner Pass も見えている。
あと少し、分かっていても疲れて足が思うように動かない。
チャーリーとジョーは、とっとこ、先へ。
僕は、ちんたら、後追い。

スキーエリアの中を降りていく。
トレイルランニングを楽しむ人や、ハイキングの人達とすれ違う。
もう午後6時が近いのに今からハイキングなんていかにもアメリカ的だ。
まだ2時間は有に明るい。十分だろう。

トレイルは突然途切れ、道へと飛び出す。
その脇に、二人が待っていた。
そこにはトレイルマジックがあったものの、残っているのはワイン一瓶。
どうしろと言うのだろう。

道路を歩いて数分でハイウェイに出る。
Donner Pass だ!
道路の反対側にあるPCTサインまで行って終了。

西側にあるDonner Ski Ranchというレストランに行く。
週末しかやっていないが、電話確認済みだ。
トレイルエンジェルはちょっと面倒で、僕は拒否していた。
二人はPooh’s Cornerに行ってくれて構わないと言ったが、
苦笑いしながら二人も行かないという決断をしてくれた。
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ところが!ところが!
なんてことだ。いや、これが当たり前なのかアメリカ人!
店は閉まっていた。
電話もわざわざして確認したにも関わらずだ。
ショック!脱力だ。
何度も呼びかけるが反応は無い。

三人でがっくりと座り込む。
どうしようか、と話になる。
口の中は既にソーダとチーズを待ち構えている。
不服だが、Pooh’s Corner に行くことを了承する。

チャーリーは嬉々として電話をかける。
ダニエルもいるらしいし、会えるのは嬉しい。
しかし、面倒くさいことにならなければ良いけれど。
いやいや、シャワーと食事を提供してくれるのだ。感謝しなければ。
いやいや、感謝はしたいが、押し付けがましいのは嫌だ。

噂では、酒もタバコもお断り、らしい。
見つかるとかなりうるさいとか。
Casa de Luna とは正反対だ。
しかし、どちらとも行き過ぎは良く無いと思うのだが。
迷惑をかけないようにするのだから、あとは放っておいて欲しい。
どうなることやら。

二人は、ご機嫌で待っている。
僕は、不機嫌で待っている。
車が近づいて来た、あれに違いない。
挨拶を交わし、来てくれたことへの礼を告げる。

来てくれたのは、Pooh’s Corner の奥さんだ。
年は60歳後半だろうか。
とりあえずは良さそうな対応だ。
ところが、まずびっくりは、その車の汚さ。
いやいや、これくらいが普通なのか?
ゴミや空き缶が散乱している。
隙間があればそこに突っ込んであるのだ。
笑顔、笑顔。
次いでびっくりは、彼女の格好だ。
水着。そのままだ。
Tシャツも無いし、パンツも履いていない。
よっぽど大急ぎで来てくれたのだろうか。
いやいや、いやいや。
はあ。

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(ピンぼけですいません。)

Pooh’s Corner はDonner Pass から20分位走った所にある湖沿いの家だ。
サマーハウスらしいので、それなりに裕福なのだろう。
家は別荘地の中にあって迷路のようだ。
かわいらしいログ風の家で、大きくは無いがガレージ込みで敷地は広い。
既に着いた時間が遅かったので、食事は始まっていた。
そこには、見慣れた顔もある。
Guthook、Ann、そしてDaniel だ!
ガットフックは先にサウスレイクタホを出たが、結局ここで数日過ごしていたらしい。
確かにお金はドネイションのみなので安上がりだ。

よくわけもわからないまま急かされて食事を食べはじめる。
腹が減っているので願ったりかなったりだが、落ち着く間もない。
ダニエルと再会を喜び、足の状態などを聞く。
大分良くはなっているのだが、精神的に辛いのだろう。

と、話していると、早く食べろと急かされる。
ここの主の、”Pooh”だ。
Pooh’s Corner の名前の由来は、彼らが以前スルーハイクした時のトレイルネイムだ。
奥さんがPooh かと思ったが、旦那がPooh だ。

食事はとても美味しく素晴らしいものだ。
味も量もバランスも。
肉に野菜に魚に鶏肉にとよりどりみどりだ。
ぬるいダイエットコークは残念だったが、ネクタリンもメロンも美味しい。
レモネードは作り方を教わりたい位だ。
最後にとどめのチョコブラウニーも本当に美味しいが、忙しない。
何を食べたのかも良く分からないし、本当はもう少し食べたいと思った。

その後も、食後の団らんを楽しむことも無く、風呂に入れとせき立てられる。
着替えは用意してあって、箱の中から適当に着られるものを探す。
待っている間、Pooh の孫にいろいろ話しかけられる。
毎日のように人が出入りする状況をどう思っているのだろう。

風呂に入りさっぱりした後、一服を目論むも、一目を気にしてこそこそする。
ばれたら一大事だ。
外で吸うにも気を使うなんて、余計なお世話だ。
とは言えない。
吸うか吸わないかで終わった。

ダニエル、ジョー、チャーリー、そして僕。
四人が、Lone Pine 以来、本当に久しぶりに出会った。
いろいろ話したいが、話しきれない。
ダニエルに、また英語が上手くなったね、と褒められて嬉しい。

寝るのはどこだろうと思っていると、各自好きな所に雑魚寝をするらしい。
バックパックの置いてあるガレージから取ってこなくては。
床の適当な場所にマットを引いて、寝袋を被る。
はあ。お金を払ってモーテルに泊まった方が、心が休まる。
とも言えない。

僕たちの到着が遅かったので、洗濯をするのが遅くなってしまった。
それが、終わらないことをぶつぶつといつまでも文句を言っている。
それに嫌気がさしたのか、ジョーが洗濯が終わるまで見ることになる。
Trail Angel のあり方に疑問符。
本当の親切か、自己満足か。

今日は本当に一日が長かった。
体がとても疲れている。
就寝時間も大分押してしまったし、眠い。
しかし、心がざわめく。
良く無いなあ。


7/19(Mon) Hiking Day 66 / 23mi /7:30am-5:30pm (10:00)
“Ahead, Behind”

いやあなかなか無い目覚め方だ。
これが自分の親族なら“キレて”いるところだ。

まあ、僕の寝ている場所が悪かったと言えばそうなのかも知れない。
だとすれば、申し訳ない。
しかし、それにしても人を跨いでいったあげく、蹴り起こされるとは。
いやいや、蹴ったのでは無く、たまたま足が当たってしまったのだ。
ならば、一言“すまん”と言えば良い。

もう少し、寝ていたかったがそうは行かなくなってしまう。
あまり良い朝ではなかったが、ブレックファストはものすごく美味しい。
“美味しい食事を作る人に悪い人はいない!”なんて言ってみたいものだ。
特に絞りたてのフレッシュオレンジジュースやホームメイドレモネードは格別だ。

朝食が済んだら、急いで出発の準備をする。
ダニエルとの別れを惜しむ間もないが、また会うことを誓う。
Lone Pine の時と同じように笛を吹いて送り出してくれたダニエル。
その表情は、本当に寂しそうだ。
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車が動きだす。
僕も、ダニエルと一緒に歩きたいと思った。

Donner Pass に着いて,
Pooh に礼を言う。
この人は、ろくに挨拶も出来ない。
昨日も家に着いて“Hello”の一つも無かった。
言いたいことはあるが、お世話にはなった。
感謝!

車が出てからまずは一服。
こころおきなく誰に構う訳でもなくゆっくりと吸う。
その間にみんなとっとと出発していく。
この朝はガットフック、イスラエルから来ているジョージ、
ジョーとチャーリーと僕。
たくさんのハイカーがスタートだ。
アンは直ぐには出発しなかった。

みんなを追いかけるように歩き始めるも、追いつける訳も無い。
それほど大きくスピードが変わる訳ではないのだが、
同じスピードくらいのもの同士が離れたら永遠と会えずじまいだ。
とりあえずマイペースで歩みを進めていく。

Hwy40を出て一登りして下っていくとInterstate Hwy 80 (I-80)にぶつかる。
Donner Pass はアメリカの歴史でも有名なパスらしく、
Hwy40には先人達が苦労して作った旧道も残されている。
しかし、交通量は多く無い。
日本でも有名な峠道が、高速や有料道路近くに通った為に、静かになることは良くある。
ここも同じような状況なのだろう。
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PCTのルートはそのI-80の下にある水抜き用トンネルを通り、くぐるように越える。
木々が覆い繁る森を通る。
道路から近いので、デイハイカーや犬を連れたハイカーとすれ違う。
トレイルはどんどんHwyから離れていって自然の中へと入っていく。
また少し、今までとは風景が変わって来た気がする。
向こうに分かりやすいPassがみえる。
ちょうど東側にはCastle Peak がある。
その名を冠したCastle Pass を目指し、Castle Valley を上がる。
斜度も緩く歩きやすい。
最後少しだけスイッチバックで登ると、本当に小さいPassに着く。
細いリッジのパスを越えて北側に降りると木々に覆われた場所を通る。
まるでトンネルのようだ。
不意に開けたMeadow の様な場所に出る。
そのトレイル沿いにはPeter Grubb Hut がある。
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昨日見かけた、Hut もそうだが、地元のスキークラブが管理しているらしい。
外観はとてもかわいいログハウス。
いかにも雪の中でしっかりと守ってくれそうな背の低い造りだ。
離れた場所にトイレもある。

小屋の中に入ると、みんな揃っていてくつろいでいた。
真ん中にはテーブルがあり、チャーリーとジョーはトランプをしている。
椅子に腰をかけて休憩する。
腹もちょうど減ったころだ。
最近また、その空腹が加速を増している。
パンとポテトチップスとチーズとペペロニ。
腹が一杯になるほどは食べられない。

トイレに行って、一服する頃にはみんな先に出発していく。
さあ、次はどこで止まるのか、追いつけるのか。
僕も小屋の前のトレイルに戻り歩き出す。
雪解けの水が流れ出し、本来は小さいだろう、川が横切る。
それを徒渉すると道は上とまっすぐに別れる。
まっすぐ進むPCTを辿る。
またハイカーとすれ違う。今日は多い。
それだけ人気のあるエリアなのだろう。

PCTらしい森の続く美しい景色だ。
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道は大きい特徴も無く、淡々と続いていく。
歩きやすいようになるべくスイッチバックを切るように作られ、斜度も緩い。
登っては下り、登っては下る。
約6mi位歩いただろうか、クリーク沿いに休憩するみんなの姿が見える。
蚊が多いのは厄介だが、木陰もあり心地よい場所だ。
ガットフックは早いハイカーだが、休憩も好きだ。
彼らしいペースにみんなはまっている。

ふと僕らの来た道からハイカーの姿が見える。
なんと、Ass Face だ!
Echo Summit ですれ違ったのは大分前のことだ。
とっくにずっと先に行ってしまったものだと思っていたのに。
どうやら、彼はTruckee の街に降りた後、サンフランシスコにいる妹の家に行っていたらしい。
ちょうど昨日戻って来て、Donner Pass とI-80 の間でキャンプしていたのだ。
それを僕たちは気づかずに追い抜いていったということらしい。
ジョージは新顔だが、ガットフックやエスフェイス、ジョー、チャーリーと
2ヶ月も同じようにハイキングをしている仲間とまだこうして会えている。
不思議なものだ。

ここからはまた登りとなる。
Eric the Black の地図にはこの先にScenic View があると書いてある。
ここからLake Tahoe が見えると言うのだ。
緩いスイッチバックで登った頂上付近は平らな形状をしている。

ここがScenic View Pointなのだろう。
かなり距離も離れたので、見えたらすごいなと期待していた。
しかし、というか、当然、というか、そこから見えたのはLake Tahoeでは無い。
おそらくは、これから向うはずのJackson Meadow という湖だろう。
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Eric は地図の見方も読み方も、どうもあまり知らないようだ。
まあ、害は無いので良しとする。

そこからは歩きやすい道が緩やかに下に向かって伸びている。
稜線を辿るように一気に下っていく。
トイレ中のチャーリーとジョーを抜いてグングン進んでいく。
斜度が適当に良いので、飛ばしても辛く無い。
惰性で一気に降りていく。

ジープロードにぶつかる手前に小川が流れている。
そこにガットフックとジョージの姿が。
また休憩のようだ。
ジョーやチャーリーよりも先に僕が着いたので、少し意外そうな顔だ。
僕も腰をかけて休憩する。
チャーリーもジョーも、エスフェイスも到着する。
ガットフックもエスフェイスと久しぶりに会ってびっくりしている。
すぐそばのジープロードにキャンピングカーが止まっている。
みんなで“あれがトレイルエンジェルだったら良いな”と冗談を言う。
そうそう上手くは行かない。

何となくみんなで話し込んでしまう。
ガットフックは“こんなに休憩を取るつもりじゃなかった!”とぼやく。

トレイルはまた標高を少しだけ上げて稜線を進む。
疲れてしまって思うように体が動かない。
困ったものだ。
今日はみんな、抜いては抜かれ、また抜いての繰り返しだ。
エスフェイスは僕を抜いて先に行ったかと思うと立ち止まり、僕は抜いていく。

疲れた僕は歌を歌う。
僕のテーマソングは“イージューライダー”だ。
歌声は山に響く。
大きな声で腹から声を出して下り歩いていく。

Logging Road に着くとチャーリーとジョーが待っていた。
今日はここまで。
もっと先まで行けるとは思うが、寝不足だし、疲れた。
エスフェイスは、もうちょっと先まで行くと言って歩いていった。

なかなか悪く無い地面でよこになっていて気持が良い。
蚊もほとんどいないので、心からくつろげる。
空腹は最大の調味料と言ったひともいるらしいが、今日も最高の夕食だ。
最近、ジョーとチャーリーとはあまり上手くいっていない。
二人のペースとは違いすぎるからだ。
一人で歩きたい欲求が大きくなる。

夕暮れの風が気持ち良い。
燻る煙は心模様のようにゆらゆらと揺れる。
明日はSierra City に着く。
どんな日が待っているのだろうか。
僕はどうして行くのが良いのだろうか。
答えは現実と夢の間に消えていった。


- "easy" Turtle
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by hikersdepot | 2011-09-30 23:59 | PCT 2010 by Turtle


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